鹿児島の素材を使ったイタリア料理メニュー開発プロジェクト［ナポリプロジェクト］

事業の目的・内容

1.事業の目的

2010年は、鹿児島市とイタリア・ナポリ市が姉妹都市盟約を締結し、50周年の節目のとしである。この姉妹都市盟約は「日本とイタリアの都市間で締結された初めての姉妹盟約」であり、鹿児島ならではの強みを活かし、鹿児島地域独自の食材を活用したイタリアンメニューを開発するとともに全国に情報発信することにより、かごしまの新たな味力づくりを目指す。
また、九州新幹線の全線開業を見据え、全国へ広くPRすることにより交流人口の拡大を促進するものである。

2.事業の内容

上記の目的を達成するため、下記の事業を行う。

• 鹿児島の地域食材を活用してイタリアンメニューを開発する。
• メニューの開発にあたり、イタリア料理研究家など専門家を招聘し研究を重ねるとともに、観光・特産品・飲食店事業者、観光関係者、マスコミ等を招きメニューに関するアンケート調査をするため試作品試食会を開催する。
• 開発したメニューの評価や情報発信のあり方、イタリアと鹿児島の交流等をテーマにイタリアに造詣の深い講師を招き講演会を開催するとともに、イタリア料理を囲んで講師と参加者が交流懇談を行う「ナポリ夜楽塾」を開催する。
• 開発したメニューや活用した地域資源、本プロジェクトに参加したイタリア料理店等を紹介するパンフレット、ホームページを作成し、県内外に広くPRする。
• 東京で開催される「feel NIPPON 春 2011」に出店し、全国の観光事業者や飲食店事業者に開発したメニュー等のPRを行う。
• 新メニューや実施するイベントの総合的評価と今後の事業可能性について調査する。

鹿児島市とナポリ市〜これまでの歩み〜