
朝鮮から日本に渡って420年余りが経つ薩摩焼の名門、沈壽官窯の歴史をたどる映画『ちゃわんやのはなしー四百年の旅人ー』(主演:十五代沈壽官)が、天文館シネマパラダイスにて2/13まで上映されました。 多くの方のご鑑賞ありがとうございました!!
『ちゃわんやのはなし―四百年の旅人―』のチラシはこちらから!
遡ること420年前、豊臣秀吉の二度目の朝鮮出兵の帰国の際に、主に西日本の大名たちは 朝鮮人陶工を日本に連れ帰った。薩摩焼、萩焼、上野焼などは朝鮮をルーツに持ち、今もなお伝統を受け継いでいる。
薩摩の地では、島津家が彼らを厚く庇護をして苗代川という地に住まわせた。その中に沈壽官家の初代となる沈当吉がいた。以来、沈壽官家は研磨を重ね多彩な陶技を尽くした名品の数々を世に送り出し、世界中に “SATSUMA”の名が広がった。朝鮮をルーツに持つ陶工たち、その周囲の人々の話が交差し、いま見つめ直すべき日本と韓国の陶芸文化の交わりの歴史、そして伝統の継承とは何かが浮かび上がる。
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